「期待せずに、待ってるから」



ニカッと笑う雅弥



「別に、そんな態度でもいいけど?

 絶対勝つからねー?」



それだけ言うと

持ってた水筒を雅弥に渡した



リストバンドをつけて

やる気モードになる



バスケの試合が始まった―。