蒼空模様

☆美弥side



私達の試合は、全て圧勝

私達のクラスはバスケ経験者が

少なかったから予想外だったみたい



みんながこの結果に驚いてる



「・・・まぁ、あと1勝で優勝だね?

 最後も、普通に勝っちゃう?」



「そんな軽々しく言わないでよ。

 次の相手は、2組。

 バスケ経験者が多いんだから」



「大丈夫だって。

 こっちには美弥がいるんだし?」



「何で私?

 そんなに上手じゃないし」



「よく言うよ。

 アンタが一番ゴールに入れてたし」



「そうだよー。

 次も頑張ってね♪」



そう言われると

入らなくなるんだけど・・・



「み・やーー!」



沖田の大きい声にみんなが振り向く