☆美弥side



「・・・私は―、」



止まない雨が降ってる中、

雅弥に1つの言葉を発した



「雅弥を、好きでいられない・・・!」



向日葵を、

抱きしめながら言う



「雅弥、アナタには

 幸せであってほしいの。

 こんな私を好きになった人を、

 傷つけたくないから・・・!」



こんな私にはまだ、

雅弥に恋をするには早すぎた



好きだよ

龍先輩よりも、

たぶん、1番・・・



だけど



・・・だから



「私には・・・早すぎる・・・・・・!」



私が、

雅弥と付き合うことは

一生無いだろう―。