「玲奈、私にかかわらないで」



「・・・っ、だけど・・・!」



「大丈夫。耐えられなくなったら、

 堂々と暴れるつもりだから、ね?」



にっこりと、

イジメなんかされてないように微笑む



その目は、かすかに赤かった



「・・・美弥、目、赤いけど

 それ大丈夫なの?

 病院行った方がいいよ」



「・・・あ、うん。

 明日でも行こうかな」



「・・・何かあったら

 絶対に言って。約束して」



「わかってるって!

 玲奈、また明日ね~」



「うん。また明日」