それからというもの、

次から次へと客が入ってきて・・・



「MIYA~!」



「ちょっとまってよ。

 私が先に予約してるんだから」



「綾香ーー!!」



「・・・うるさい」



私、綾香の周りは

たくさんの女の子でいっぱいだった



「見てみて、廊下まで行列!

 先輩とかも、いっぱいいる!!」



「そうですねー。

 こんな後継者になるなんて・・・」



沖田、早く来てくれないかな



客の前で、ため息をする



「なーに、ためいきしてんだよ」



「・・・・・・は?

 何で、男のお前がいるんだよ」



「客、連れてきた」



爽やかに笑う、1人の男



雅弥