「・・・まぁ、いいや。

 じゃあ応援よろしくな?」



そういうと、もっと眉間に

しわを作って小さく頷いた



「・・・あ、何か雨降りそう」



「マジ?俺、傘持ってきてない」



学校から家が近い雅弥が呟く

その横顔は、いつもの雅弥に戻ってた

・・・気がする



小さなグラウンドから見る蒼空は

とても綺麗だった