「おはようございます。

 玲奈、まだみたいですけど・・・」



「ごめんね。

 今ご飯食べてるの。

 先に行っててくれてもいいわよ」



申し訳なさそうに

玲奈の母さんが頭を下げる



「大丈夫ですよ。

 時間、考えてきましたから」



「本当、美弥ちゃんは何でも出来るのね」



「そんなことありませんよ。

 玲奈にはいつも勉強

 わかるまで教えてもらってますし」



「・・・なんで2人して褒めあってるの。

 ちょっと気持ち悪いんだけど・・・」



リビングから出てきた玲奈



私は玲奈の母さんに向かって礼をした



「では、先に失礼します」



「またきてねー」



玲奈の家を出ると、

玲奈が大きなため息をした