今は6月。
高校2年生になって、2ヶ月くらい経つ。
そう、これでもあたし達は高校2年生なんだ。
この数日間で魔界の住人、3人に会うという、貴重な体験をしている。
もちろん、美加も。
あたしがボーッとしていると、ヴェルが座り、話し始めた。
「オレはヴェル=フルール。レオの友達だよ。それで、君達は、唯ちゃん、美加ちゃん、レオン君だよね?」
ヴェルがあたし達の名前をピタリと言い当てる。
「なんで、あたし達の名前、知ってるんですか?」
あたし達は、初対面なはずだ。
会ったこともないし、名前を聞いたこともない。
すると、ヴェルがニヤリと笑って疑問に答えた。
「それはね、君達を監視していたからだよ」
高校2年生になって、2ヶ月くらい経つ。
そう、これでもあたし達は高校2年生なんだ。
この数日間で魔界の住人、3人に会うという、貴重な体験をしている。
もちろん、美加も。
あたしがボーッとしていると、ヴェルが座り、話し始めた。
「オレはヴェル=フルール。レオの友達だよ。それで、君達は、唯ちゃん、美加ちゃん、レオン君だよね?」
ヴェルがあたし達の名前をピタリと言い当てる。
「なんで、あたし達の名前、知ってるんですか?」
あたし達は、初対面なはずだ。
会ったこともないし、名前を聞いたこともない。
すると、ヴェルがニヤリと笑って疑問に答えた。
「それはね、君達を監視していたからだよ」



