ネコは魔界の王子様!?

「まぁ、確かにな。霊感の強い人間はそういないだろう」


そう言って、レオはあたしの机に飛び乗った。


「あっ、でも、あたしのお母さんとお父さんも霊感強いよ?バレないようにしないと」


「そうなのか?お前の霊感は家系的なものらしいな」


「そうかも」


あたしは、レオの頭を撫でた。


「だから、俺はネコじゃないっ」


「いいじゃん別に。かわいいし」