いつの間にか、私は彼に夢中になってたんだと思う。
でも、あの日彼の目の前で告白みたいなことを打ち込んだ。
あんな狭いエリアだし見えなかったわけはないから余計に恥ずかしかった。

「なんであんなこと言ったのかな・・私って馬鹿だな。」

パソコンの前でそう呟く。
どんなに呟いても後の祭りなのだけれど。

あれ以来、彼に絡みにいくことが出来なくなった。
私は彼に出会うまえのチャットライフを送ろうと試みた。
だから、友達覧から彼を消してしまおうとも思った。
だけど、それができたら苦労はしない。
消そうとしても消せないんだということ、好きすぎて辛いということ・・
それに耐えれるだけの精神力は私には備わっていなかった。


「もう・・話せないよ・・。」

私はベッドに倒れ込んだ。