「しー。ユキ。お前も来たいのか
ご主人様と寝たいか。おいで」


“ハアハア”
尻尾を降りながら目を輝かして
ちょこちょことついてくる可愛いヤツ



―ガチャ―


お前の部屋はやはり何もない。
明日買ってやんなきゃな



「お休み。明里」



―ガチャ―



「明里ちゃん…寝顔苦しそうな
感じだったな―…」



「ああ―…」


そんな怯えるほど怖いものはなんだ―…?