愛染夢路



この前だってそう。

急にアイツが倒れてわざと俺も転んで…

アイツの身体の上に乗ってみた。

顔…近すぎる。

真っ赤になってたよな…

そんで天宮が入ってきて、アイツ…天宮を追っかけたし…


俺のため??


心配で俺も追っかけたらやばい事なってるし…

思わず怒鳴ってしまった。

あーあ

告白?したようなもんだ…

でも…俺にはもう…

家族がいるんだ。

【生徒】として好きなんだ。


第3者から見た俺は絶対『浮気』しているもんじゃん。


生徒、として好きなんだけどな。