チラッとこっちを見たまま
一向にそこから動かない亮ちゃん。


え?なに、なんだ?
亮ちゃんどっか痛いのかな?

絶交とか言ってる場合じゃない?



「亮ちゃん!?どうしたn...



「嘘つきは――――――――!!」



具合でも悪いのかと、亮ちゃんの元へ
駆け寄ろうとしたけれど

亮ちゃんがらしからぬ大声を出したので、
思わず足が止まった。



え、亮ちゃんが大声!?
やっぱり 亮ちゃんおかしくなった!?

壊れた?重症か?重病か?重傷か?





「嘘つきは――――――……


……照れ隠しのはじまりだバァァァアカ!!!!!」