幽霊の思い出話


「あー、何か難しいなぁ」

 難しい単語があったり、昔の言葉で書いてある部分があって読みにくかった。

 いくつかのサイトを見て回って、なんとか自分なりに解釈した。


 文久三年、芹沢が吉田屋に乗り込み、店を破壊すると店の主人を脅迫。

 会津藩は傍若無人さを見兼ね、近藤らに芹沢の処置を命じた。

 日時は諸説あり、はっきりはしていないが、新撰組はある日芸子達を呼び大宴会を開いた。

 芹沢と平間たちは宴会を少し早く抜け出して、八木邸へと戻った。馴染みの女たちとともに再び宴会を再開。

 芹沢たちは酔いも回った頃、女たちと同衾して寝た。

 そんな中、突然数人の男たちが芹沢の寝ている部屋に押し入り、芹沢たちを斬りつけた。

 そして、隙をついて斬りつけ、芹沢の息の根を止めた。