「恥ずかしくなんかないよ。だって、ヒロくんはお姉さんを守ったんだもん。立派だよ」 

「亜美菜・・・」

 やっぱり亜美菜って呼んでくれるんだね。 

 私、嬉しいよ、ヒロくん。

 亜美菜は、立ち上がった。