お互いに見つめ合う時間だけが過ぎて、亜美菜の気持ちは浮いたり沈んだりを繰り返し、この状況をどう理解すれば良いのか分からない。 

 遠くから人の影。 

 少しずつ近づいてくる。 
 見られたくないな、ご近所さんに。