「ちょっとくらい、いいじゃんっ」
あろうことか、
1人の生徒はあたしの胸に
手を伸ばした。
「やっ…、」
少し触れられて、
身を屈めた時。
「こりねぇ野郎だな、てめぇ」
聞き慣れた声が。
耳に飛び込んできた。
「次は殺す。そう言ったはずだけど?」
「矢野…、またお前かよ」
視界に入ったのは、
矢野くんと2、3人の
2年生の男子生徒。
「先輩、俺知ってるんすよね。先輩達の秘密」
矢野くんの隣にいる生徒。
確か隣のクラスの永井くん。
「これ、言っちゃっていいのかなぁ?」
そう言って、矢野くんと
同じクラスの土屋くんは、
1枚の写真を見せつけた。
それと同時に、
3年の生徒は顔色を変える。


