「くだらねぇな」
手に持ったあたしと隼人が
写っている写真を
くしゃくしゃにし。
「てめぇは考えが幼稚だ」
隼人はくすり、と小さく
笑うと。
あたしの手首を掴んで、
教室の入口に歩いて行く。
「おい、何してんだ」
「言っとくけど。俺とこいつは何も関係ねぇ。けどな」
隼人は握りしめる手を強める。
離さない、と言われているようで。
「俺のせいでこいつに何かしたら、容赦しねぇ。あいにく俺は悪者になるのは慣れっこなんだよ」
「い、いいのか!写真、公開するぞ!?」
「勝手にしろ。何があっても、俺が守ればいいことなんだって」
そう言い放つと、
小さく行くぞと言って
掴んだあたしの手を引いて
教室を後にした。


