「この写真は君です。僕の予想では、相手の女性は朝比奈先生です。が、朝比奈先生は人違いだと主張しているわけなのですよ」
写真をまじまじを見つめた隼人は、
そういうことかと言いたげな
顔であたしを見た。
あたしは目を逸らし、
床を見つめた。
「その写真がどう関係してんだよ」
「彼女は僕の想い人。なかなか手の届かない彼女にこの写真を見せて、いわゆる脅しというものを使ったんだよ」
ばかな君には分からないかな?
そう言う緑山先生は、
写真を隼人に投げつけた。
写真はひらひらと床に落ち、
隼人はそれを拾う。
「矢野隼人と朝比奈先生が禁断の…なんて掲示でもしたら。君も朝比奈先生も無傷じゃ済まないでしょうね」
ダメージを負わせられた、と
思ったのか。
緑山先生は高らかに、
あははは、と笑い声をあげた。
隼人はというと。


