「先生かっこよかったよ!出てけって言ってたし!」
「でも先生誘いたい気持ち分かるもん!しょうがないって!」
男子も女子も。
「気にしなくていいよ先生!それより、隼人保健室連れてって」
あたしに悪くないと言ってくれた。
教師であるあたしを、庇ってくれた。
あたしは本当に、
恵まれている。
「あ、そうね。矢野くんいらっしゃい?」
「土屋、あと頼んだぞ」
「任せろって」
あたしは隼人を引き連れ、
みんなのいる教室を離れ
保健室に向かった。
歩いている途中、
終始無言で。
隼人はむすっとした顔で、
歩いている。
「失礼しまーす」
保健室には誰もおらず、
独特な雰囲気だけがあたし達を
迎えてくれた。


