一緒に、歩こう





「ねぇ、お姉さん!サービスしてくれる?」




「安くしたりは無理ですけど。スマイルでいいですか?」




絡まれている女子生徒は、

必死に対応する。

一応お客だから、

頑張っているんだと思うけど。

ヤンキーくんが来たとなると、

男子たちがピリピリしちゃ…。





「先生っすかぁ?」



「いやぁ、美人っすね!」




5人組は、女子生徒の次は

あたしに声をかける。

あたしは、女子生徒の頑張りを

無駄にしないように

何とかスマイルで頑張った。




「美味しいパフェとかあるんで、よかったらどうぞ?」




「どうぞ、だって!可愛いー」




「俺、先生がいいっすー!」





ぎゃははは、と笑う5人。

あたしは愛想笑いしか出来ず、

言葉を返せない。




「ま、入ってみるかー」




5人組の1人がそう言うと、

繁盛しているあたし達の

お店に入って行った。