「先生はお世辞を言ってるの!あんたたちなんか、かっこいいわけないじゃん!」
「は、ふっざけんな!お前らの服の方が似合ってねぇよ!」
と、また男女の言い合い。
あたしはもう無視して、
準備を始める。
女子は言い合いに疲れたのか、
調理場の中に入って行った。
うちのクラスの男子は、
少し少ないため、
女子から何人か呼び込みに回る。
「いらっしゃいませー!」
「美味しいですよー」
ウエイターと、ウエイトレスが
必死に呼び込みをする。
あたしも手伝いながら、
中の様子も見る。
「どんどん来て下さーい!」
あたしも一緒に呼び込む。
午前と同じくらいの繁盛ぶり。
「うっわ、可愛い!」
その時。
いかにもチャラそうな
男が5人くらい、
クラスの前を通り過ぎた。
髪の毛は金色や赤色。
ピアスも付けていて、
ヤンキーみたいな人たち。


