一緒に、歩こう






「お昼休憩に入ります。午後は…」





文化祭のお昼時間は、

全校一斉に行われる。

食堂に食べに行ってもいいし、

外で行われている教師の

模擬店に行ってもいい。

午後の開始の時間を伝えられ、

みんなはお昼を食べるために

教室を出て行った。

お昼ご飯、買いに行かなきゃ。

そう思ってた時。





「おい」





調理場に隼人が入って来て、

ビニール袋をあたしに渡す。





「みんなは?」




「飯食いに行くって、外行った」





そっか、と息を吐くも

安心出来ない状況。

こんな所に、2人きりだなんて。





「隼人、これ何?」




「昼飯。お前何も持ってねぇだろ」




ビニール袋の中には、

おにぎりやパンなど

たくさんの食べ物が入っていた。