一緒に、歩こう






「朝比奈、随分セクシーな格好してんのね」




「や、違うんです!あのっ…」





必死に言葉を吐きだす。

だけど、何も言い訳が出て来ない。

そんな中、隼人は。




「出てけよ、今いいとこだって」




白石先生に向かってそう言うと、

再び服の中の手を動かし始める。





「やめなさいってば!」




あたしはそれでも抵抗。

もう言い逃れは出来ないけど、

だからといってこんな状況のまま

いれるはずがない。





「まじ何なの、お前。邪魔すんなよ」





「こっちのセリフだわ。ここ学校でしょーが」





「だから何だよ。ここベッド。文句あんのか?」





「保健室の、でしょ。もういい加減にしろって、ばか弟」







2人のやりとりを耳に入れる。

そして、沈黙が走った。

ん?と思う、一言。





「ばか…弟?」




思わず口をぽかん、と開ける。

そして2人の顔を交互に見た。