一緒に、歩こう





気が付けばもう朝になっていた。

少し体が重く感じる。

隣を見ると、あたしのすぐ傍に

隼人が寝ている。

裸のままで。




「隼人、起きて?」




思っていたよりも遅い起床。

あたしは隼人を起こすことに。




「ね、隼…」




ふと下を向く。

何かスース―するな、と思ったら

あたしも裸だ。





「んっ…、芽衣」





「起きないで!」





あたしは我ながら勝手だ、と

思いながらも、布団をもう一度

隼人の頭にかけてしまった。





「は?」





朝が得意ではないのに、

余計機嫌を悪くさせてしまった。






「ごめん!…でも、まだ起きないで!」





「だから、何で?」





文句を言いながら起き上がろうとする

隼人を無理矢理倒す。