一緒に、歩こう





「ずっとここにいたい~」





「また来りゃいいだろ」





たくさん並ぶ服屋さんの

ショーウィンドウを見ては、

これが欲しいとあたしの

願望でその店に入る。

気が付けば、両手には

買った服の入った袋で

いっぱいになっていた。





「すっごい、満足!」





もう帰ろうか、と

話している時。





「そこのカップル!」





どこかの誰かに声をかけられた。





「ちょっとちょっと!」





声の方を見れば、

そこには女の人が

あたし達を手招きしていた。





「見て行かない?どう?」





あたし達は、何事?と

思いながらも、その女の人の

いる場所に向かう。

小さいイスに座っている彼女の

目の前に、木の箱。

そこには数々のアクセサリー類が

広げられていた。





「うわ、すごい」





思わず声が出る。

可愛いネックレスとか、

ピアスなどが目立つ。






「これ、あなたの手作り?」





「そうだよ。全部手作り」





ふふっと笑う。

誇らしい、笑みが

すごく綺麗だ。