次の日。 あたしがまず確認したこと。 着信履歴。 確かにそこには 彼として登録してある ハートマークがある。 そして一件のメール。 名前:♥ 件名:無題 内容:おはよう。 矢野くんからの、 メールが届いていた。 あたしは久しぶりに 指を動かしながら、 返信をする。 朝起きたばかりだからか、 久しぶりだからか、 それとも緊張からか。 あたしの指が、 微かに震えている。 「…、やば」 あたしは返信後、余韻に 浸って座り込んで。 時間を確認することを 忘れていた。