一緒に、歩こう







「じゃあ、また連絡してね」





「2人とも気を付けて帰ってね!」






酔い潰れた香織を抱えるように、

紗夜は2人で歩いて帰る。

あたしは1人、外灯がぽつん、

ぽつんとある場所を歩く。

周りには誰もいなくて、

あたし1人。






「飲み物、買おっかな」






通りすがりにあるコンビニに、

立ち寄る。

中は涼しくて、ずっと

ここに居たくなる気分。






「今日は…、んと、」






ほろ酔い気分、は少し通り過ぎて。

本当は結構飲んでたり。

放課後のあの言葉が、

頭に浮かんでは消え、

浮かんでは消え。





「おい」





「はあい…っ、え、」





飲み物が並んでる所で、

おい、と呼ばれて

つい反応してしまった。

声の方を振り向くと、

そこには。