そこに悠兄が戻ってきた。 「遅くなって悪かったな。紗南起きてたのか」 「うん、さっき起きたの。 てか悠兄、奏斗の体熱いょ?」 「熱出てっからなあ。 って奏斗泣いてんのか⁉ 体辛いか?」 悠兄がビックリしながら奏斗に言う。 「…嬉し泣きだからっ」 「ならいいけど… また発作出るからあんまり泣くな!」