俺は…どうしたいんだ…? 俺は… 「……俺、本当は死にたくねぇ… 生きて、紗南の傍にいてぇんだ…」 これが俺の本音。 「奏斗! 手術、頑張ってね! 奏斗が私のこと忘れちゃっても 私は奏斗が好きだよ」 紗南が抱きついてきた。 「俺も…紗南が好きだよ。 もし忘れちゃっても 多分、何度だって紗南のことを 好きになると思う」