そして目覚めたとき
ピッピッピッと規則正しい機会音がした。

「ん…?」
腕に違和感を感じて見てみると
紗南が俺の腕を握りながら寝ていた。

「紗南…?」

「…んー…。
奏斗⁉目覚めたの?」

「うん」

「悠兄呼んでくるね!」
こう言って紗南は走って行った。