「紗南は微熱か。 最近調子いいし、熱下がれば退院だな」 「やったね!」 「奏斗は熱すげぇぞ… 点滴するか」 「も…しんどぃから…なんでもいい」 「んじゃ持ってくるな? この熱だと何も食えねぇだろうし。 紗南、奏斗のこと見ててな。 何かあったら直接電話して」 「うん」