誰かの時計の中で生きなくていい

自分の時計の中でねじを回したり、針を止めたり

自分の好きように生きている


訳もなく堕ちて、一瞬で世界が暗闇に代わるとき

私には寄りかかる背中がない

私には信用できる君がいない


昨日の私は、自由を喜び、孤独を投げ飛ばしたのに

今日は、自由を蹴飛ばして、孤独を抱きしめている


誰かの時計の中で生きたい

寄りかかる背中がほしい

自由には飽きた

一人でいたい

君と一緒にいると息が詰まってしまう

孤独のほうがマシだ


こんなことが頭を廻って、私は自由と孤独のあいだで迷うのだ

自分を制御できずに、私は自由と孤独のあいだで立ちすくむのだ