『千秋ちゃん大丈夫?』 想像以上に怖くて終わってからもしばらく座席から立てずあっくんが手を引っ張りようやく立てた。 『少し休もうか?』 ベンチを探してくれてあたしたちは腰かけた。 遊園地に来たのにジェットコースターに乗れないなんて情けない。 『少しよくなった?』 『うん、ありがとう。なんか…ごめんね。』 『別に。俺千秋ちゃんといるだけで楽しいし、ちょっとジュース買ってくるね。』 あっくんが離れた。