―――――――― ―――――― ―――― ―― 「昨日の騒ぎの相手が明治政府の要人の息子…か…」 お父さんは腕を組み、険しい顔をしていた。 お母さんも繕い物を止め、難しそうに顎に手を当てている。 やっぱり、まずいことだよね…? 私は気まずくなり、また顔を伏せた。 すると、お父さんの溜息が聞こえたかと思うと、頭に手が置かれる。 私は驚いて、顔を上げた。 「まあ、過ぎたことを悔やんでも仕方ねぇ。あまり気を病むな、桜」 お父さんは柔らかい笑みを浮かべながら、私の頭を撫でた。