私が思い出しながら日誌を書いてると


「なぁ。愛果」

「ん?」

「教室静かだなー。」

「うん。私たち以外誰もいないからね。」

「なんか落ち着く。一人でいるとさ、何も考えないで済むっていうか。もちろん、雄大とかと話すのは楽しいけど息抜きみたいな。」


「え?けど今私いるよ?」

「愛果は特別。愛果がいるとなんか安心するんだよ。」

そういいながら秀輔君は私の頭をぽんぽんとした。


その瞬間顔が赤くなっていくのが自分でもわかった。

特別…

けど、違う意味だよね。

私の特別とは…