あたしはきっと、忘れないだろう。 茜さす帰路で、あなたが囁いてくれた、 「愛してる」 を。 そして、忘れられない思い出は、これからも増え続けるんだ。 おじいちゃん、おばあちゃんになるまで、 ずっと、ずっと。 手をつないで、歩いていけたらいいね。 あたしは指に願いをこめる。 その手を、瑛さんの長い指が包み込んだ。 ……ずっと、こうしていこうね。 【END】