「俺が誓うのは、お前だけだから」
キスする瞬間に閉じたまぶたを開きながら、
瑛さんの視線が、あたしの心臓を射抜く。
「……本当は、いつも綺麗だと思ってる。
本当は、誰より幸せにしたいと、思ってる」
「瑛さん……」
「俺はこんな風だし、
不満や不安はたくさんあるだろうけど。
……どうか、最期までついてきてほしい」
……もう、限界だった。
瑛さんの言葉は簡単に歓喜の容量を越え、あっという間に涙が溢れ出す。
「あうううう……」
「なんだ、その泣き方は」
「だって、だって……」
「ああ、ああ、わかった。
わかったから、泣くな」
瑛さんは苦笑しながら、あたしの頭を、
マリアベールの上から優しくなでた。



