Thanks for XX【六花の翼・番外編】



だから、あたしを慰めるために。


あんな、優しいキスをくれたんだ……



「……だって……瑛さんが、悪いんだもん」


「…………」


「一言もほめてくれないし、やる気ないし、あたしより目立つし」


「……前二つはともかく、最後はそうでもないだろう。

男どもはしっかり、お前を見てたぞ。

特に胸元を」


「嘘!?」



もしや、胸元かぱかぱしてた?


確認してみるが、そんな様子はなかった。


単に、ボリュームのせいか……


ホッと息をつくと、瑛さんは小さく笑った。



「少しはやる気になったと、言っただろ?

こんな綺麗な花嫁が隣にいてくれるなら、と、

あれはそういう意味だったんだが」


「な、な……!!」