僕は、六花の翼の戦い(こう書くと、歴史の教科書みたいやな)の後、イギリスに帰った。
まりあの力を手に入れられなくて、そりゃあめちゃくちゃ怒られた。
仲間にタダ働きをさせてしもたんやから、しょうがない。
でも最後には「まあ、済んだことはしゃあないやんけ」と、
仲間は渋々納得した。
それからはいつも通り。
僕はテロリストの一員として、今まで生きてきた。
しかし、まりあに出会ってしまってから。
僕は、一般人を巻き込むようなことはしたくないと、だだをこねるようになってしもて。
何となく、組織の中で浮いた存在になった。
それでもそこを追い出されないのは、
組織のリーダーが、僕のお父ちゃんやからだった。



