Thanks for XX【六花の翼・番外編】



でも、まりあたんは笑ってた。


しょうがないなって。


ボクを、優しくだきしめてくれたんだ。



「にゃふん~~~」



あったかい。


いいにおい。


やわらかくて、きもちいい。



ボクは、嬉しくなって。


力の限り、まりあたんを抱きしめ返した。



「ぐっ、ぐえぇぇぇぇっ!!」



まりあたんの骨がきしみ、悲鳴が上がる。


あぁ、またやっちゃった。


力加減、間違えた……


腕をゆるめて上体を起こすと、仕切りのカーテンを開ける音と、

階段をすごい勢いで昇ってくる音が同時に聞こえた。