「……」 僕は、黙った。この人に話していいのか分からなくなった。 「言わなくても……俺には、お前の正体を知っている」 そう言うと、瞬間移動し、僕の目の前に現れ、 小さな声で《バムライオン》と唱えると、 僕はものすごい勢いで吹き飛ばされる。 「ねえ、あの砂煙、一体何?」 リズが言った。 「俺たちも、急いで向かおうぜ!」 ウリッドが言った。