その後は、俺も普通になって学校に向かった。 2人で喋りながら自転車をこいでいればあっという間だった。 ……あいつに会うのか… 学校を見て、少し憂鬱な気持ちに戻ったが、下駄箱に兄ちゃんと別れて行った。 運良く、下駄箱にあいつの靴があり、俺はサッサと靴を履き替えて教室に向かった。 ……… 嫌だな…… 柄にも無くそんな事を思っていると、教室についた。 ……はぁ。