「優哉君がするのか? てか、1人か。ま、いいや。 んじゃ、高跳びは優哉君で」 木谷はやっぱり適当だ。 あ、そういえば、屋上ってのは、俺と來未の溜まり場だ。 だから、あまり人は近づかない。 「んじゃー、………」 木谷の永遠と喋り続ける声に眠気が襲って来て、机に伏せた。 「おやすみ」 來未の言葉で眠りに落ちた。