『…ふぁ………あ』 俺の盛大な欠伸が出る。 「ゆぅく、ねちゃらめ。」 可愛いたどたどしい歩き方と喋り方をしている、小さな子供は、妹の由良。 兄妹にしちゃ、離れてるけど、母さんがいい年して頑張った訳じゃ無い。 俺は、今は高校の入学式に来ている。 県内で二番目に頭の良い、“南高校”を受けた。 テス勉も何もせずに、筆記試験をした。 結果、ほぼ80〜90だった。 俺は、父さんの血をついで、何かと頭がいい。 ま、そこには感謝しようと思う。