「詳しい話は、まぁ…ね」 「………………」 「光歌、戻るの?戻るなら…早めにした方がいいわよ」 あたし…どうするべきなのかな…? 「明日までに考えておいて」 世羅はそう告げ、階段を降りて行った。 彰には逢いたい…でも、時が狂うって…終わるって…。 どうなるの? 何を示しているの? あたしは香水をポケットに入れ、ゆっくり1段ずつ階段を降りる。 もしも、彰があたしの立場なら…会いに行くかな? 過去に戻ったとしても…あたしは何をしたらいいの?