「彰ってね、究極の晴れ男なんだよ♪」

あ、そういえば…。

「あたし、彰といて雨降ったことない!いつも晴れだったよ!」

お…恐るべし、彰…。

「晴れてる時は、彰は光歌のこと見守ってくれてるんだよ」

あたしは空を見上げた。

胸元で光る、2つのネックレス。

形見にしなって、悠香ちゃんがくれた。

悠香ちゃんは、このネックレスはあたしがあげたものだって、すぐにわかったらしい。

幼い恋だって、自分でもわかってる。

だけど…
お互い、気持ちは大きかったって…信じてる。