ゴール近くに座ってた“高原”は、ふわふわの茶髪に…小さい背。 「あの子?」 「可愛くない?」 まぁ、確かに可愛いけど…。 ちっちゃ! どんくらいかな? 140もなさそう…。 「ん?浅岡、翔のこと好きなのか?」 「なんであたしなの?(苦笑」 「じゃあ、青樹か?」 「…………………」 「えっ!?嘘だろっ!?マジなのか!」 あたしは、1人で騒ぐ岩倉の頭を蹴った。 「いってーな、おい!」 「岩倉~!メニュー終わったー」 「彰!」 岩倉を呼びに来たのは、彰だった。