~‥彰,story‥~


光歌が…未来から来てたなんて、俺は信じられない。

だけど…ずっとずっと、一緒にいた感覚だけは覚えてる。

あぁ…俺は、光歌と出会えてよかったんだな。
きっと。

アイツはアイツで、未来で幸せにやってるだろう。

ありがとな…光歌。

「…?」

地面に落ちていたのは、1冊のノート。

この字は…紛れもない、光歌の字だ。

なんでこんなもの…
風によって、1ページ目が捲られた。

『ごめん、彰。びっくりすると思うから…読むなら、覚悟して読んでね』

俺は、次のページを開いた。