if *thank you*【完】


「じゃあ俺も♪」

あたしのもっていたアイスをペロッと舐めた。

「うまいな♪てか甘い!」

無邪気に笑う彰は、本当に可愛い。

「…光歌、何笑ってんだ?」

「っえ!?あたし今、笑ってた!?」

「ニヤけてた(笑)」

あぁぁ…あたしのバカっ。
瞬発的に、自分の頭を叩いた。

「ま、そんな可愛いとこも好きだけど」

「…っ!?」

彰が頭をポンポンと撫でた(叩いた?)。

力が抜けそう…。

「あ、光歌~っ!」

「…ん?夏穂?」